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コレステロールを下げる薬物の危険性

コレステロール低下剤として、強い効き目を発揮しているのがスタチン剤です。
欧米の臨床試験でその有効性が証明され、日本でも高コレステロール血症の患者に多く使われるようになりました。

 

しかし、欧米人と同様の効果が上がるかといえば、そうではありません。

 

日本人は心筋梗塞などの冠動脈疾患の発症率が、欧米人の5分の1から10分の1と極めて低くため、治療効果の低さに繋がります。
よって必ずしも日本において薬物による治療が必要かと言えば、そうとも言えないのです。
むしろ、コレステロールが低すぎることで脳出血を引き起こすリスクが高まるというデメリットもあるため、薬でのコントロールを考慮する必要もあるのです。

 

またコレステロール効果剤の効果は男性よりも女性の方が出やすいという結果があるにもかかわらず、心筋梗塞や冠動脈疾患の予防効果の有効性は明確ではありません。
しかし、薬による脳卒中の危険性が増すという逆効果の結果が報告されているため、特に女性はコレステロール低下剤の使用をきちんと検討する必要があるということです。